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プロジェクトストーリー
 Will Smartのサービスの柱のひとつであるAIサービス。2022年4月、そのAIサービスに新しいソリューションが誕生しました。物流運送業界の業務効率化と安全品質の向上にお役立ていただける「Will-Logi AI for Drivers」です。
 トラックに設置されたドライブレコーダーの映像をAIで画像解析し、ドライバーの違反行為を検知するシステムです。実際に物流運送事業者様にヒアリングをさせていただくと「ドライブレコーダーの映像確認業務」の負荷が高いために、安全品質に直結する業務でありながらしっかり運用できていないということがわかりました。そこで、当社のAI技術を用いたソリューションの開発が始まったのです。
 このプロジェクト担った2人が、営業・開発またベテラン・若手のそれぞれの側面から語ります。

メンバー

※所属・職位は取材当時のものです。
山本 悠太
事業推進本部
ロジスティクスグループ
河津 誠二
開発本部
ITソリューショングループ
このPJが始まった経緯を教えてください。

山本
ある物流企業様ではトラックドライバーの安全意識を高めるために、ドライブレコーダーの映像を目視確認し、違反行動の発見や運転指導を日々行っていました。
しかし、営業所での確認・指導体制にも限界があり、運用面で課題を抱えている状況でした。

河津
道路交通の安全 を守るために必要な作業とはいえ数時間の動画を確認するため作業の負担は大きいものでした。
そこで負担を軽減することができないかと相談を受けて、ソリューションを開発するための本プロジェクトが開始されました。
プロジェクトにおける皆様の
業務内容は?

山本
私はお客様の営業窓口として、主にプロジェクトの進め方、契約内容や本導入いただく際の利用価格の調整を行いました。

河津
私は開発全般の業務を担当していました。
新規のシステム開発ということで、お客様の要望にあったシステムの構成を考え、各システムの要件を整理し、開発の依頼・修正の指示などの業務を行いました。

また、AIの開発も同時に行っていました。
AIの学習モデル作成のため制服やトラックを借りてわざと違反とされる行為を行いAI学習用の違反行為の映像を集めたり、学習したモデルを用いて実際のドラレコ映像を解析して精度を検証するために数十時間分の映像をチェックし各挙動をリスト化したり…かなり地道な作業でしたね。
プロジェクトで大変だったことを
教えてください。

山本
プロジェクトを進める上で、お客様と認識を合わせることには骨を折りました。
一般的にAIソフトウェア開発は、PoC(概念実証)を経て本番運用されます。お客様にとってはあまり馴染みのない進め方ですので、AI契約の法的性質や強化学習やチューニングといったプロセスがなぜ必要になるのかなど、お客様に丁寧に説明し、1つずつクリアにするプロセスが重要でした。

河津
特に大変だったのは、AIの学習モデルの構築・精度向上の作業です。
モデル作成のためどのようなシーンを撮影するのか計画を立て、お客様のもとに伺い制服・トラックを借りて実際のドライブレコーダーで撮影を行いました。 1日だけで終わるものではなく複数日に渡って、必要な時はレンタカーでトラックを借りて撮影をして学習用映像を集めました。

さらに、一度学習モデルができて終わりではなく、正しく検知できているかの検証と追加の学習のために一番時間を費やしたと思います。 実際に映像を数十時間分確認→違反行為をリストアップして解析。想定と違う箇所は再度動画を見て何が原因か推測してそれに合わせた追加学習。
こういった工程を何度も繰り返し、今のソリューションになっていきました。
プロジェクトを進める中で、
工夫したことはありますか?

山本
基本的にはWebでの定例会や電話などで、お客様と密なコミュニケーションを重ね、共通認識を作っていきました。
ただとても重要なことについては、お客様の会社に出向いて直接対話していました。唐突に訪問させていただき、驚かれたこともありました(笑)

河津
各方面の関係者およびチームメンバー皆の協力のもと、なんとか乗り越えることができました。
モデル作成の撮影時にはメンバー複数人で並行して撮影を行ったり、学習モデルの追加学習のための作業も分担して作業しました。
皆始めは慣れない業務のため時間がかかっていましたが、最終的には全員が迅速に対応できるようになっていました。
このPJを通じて、皆様ご自身の成長や
変化をどう感じていますか?

山本
私自身としてはプロジェクトを進める上で、お客様と認識を合わせることの重要性を学びました。
また、河津さんを中心にした若手の開発メンバーが、主体的にプロジェクトに関わってくれて、みるみるAIに詳しくなっていく姿がとても頼もしかったです。

河津
このプロジェクトを通じて、プロジェクトを進めるうえで必要なスキルを改めて学ぶことができました。
何事も計画を立て、何が必要でどれほどのリソースがかかるかを整理し、協力してもらう方々への作業説明をして、さらに全員で同じ方向に向かって業務にあたる姿勢です。
この経験を活かし、これからの新たなプロジェクトに臨んでいきたいと考えています。
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