Smart Cityを支える「つなぐ」を実現 カーシェアプラットフォーム「Will-MoBi」を2019年10月にリリース

プラットフォームは既に韓国内外で約30,000台の導入実績があり、日本仕様に開発をすすめております。

2019年2月よりエネクスオート株式会社にて実証実験を開始しております。

●背景
近年、IoT(Internet of Things)、ロボット、人工知能(AI)、ビッグデータといった社会の在り方に影響を及ぼす新たな技術の開発が進んできています。経済発展と社会的課題の解決を両立していく新たな社会「Society 5.0」(超スマート社会)が国の目指す姿として語られ、まちづくりやモビリティはその中で重要な役割を担っていくと考えられます。
そのような時代背景の中で、Will Smartはこれまで「共創による価値の創出」を事業コンセプトに、IoT、クラウドシステム、AIなどのIT分野における先進的な技術を活用し、「バス・鉄道等の交通事業者」「商業施設」をはじめ「建材」や「建設現場」などの都市機能開発の課題解決に尽力して参りました。
また、2018年12月には九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、四国電力株式会社をはじめとする6社(*1)とSmart City実現に向けて資本提携を行い、準備を進めて参りました。
この都市機能開発の利便性を更に向上をさせるために、既存の提供価値を「つなぐ」ことのできるモビリティ領域にて新たにサービス提供を開始していきます。
そして今回、第1段としてカーシェアリングサービス提供の基盤となるシステム「Will-MoBi」をリリース致します。
●「Will-MoBi」とは
「Will-MoBi」は「車両の予約」から解錠などの「車両の利用」をICカード及びスマートフォンで完結するサービスパッケージです。
「Will-MoBi」はオールインワンで事業者様へ提供され、Will Smartが導入からその後のサポートまでを一貫して行うことにより簡単に導入できます。
また提供サービスの基盤は韓国のDIGIPARTS, Inc (*2)より提供を受けており、既に韓国内外で約30,000台の導入実績を有しております。本基盤をベースに今回日本仕様にてリリース致します。日本国内では2019年2月よりエネクスオート株式会社にて実証実験を開始しており国内実績を積んで、今秋の本格展開に向けた準備を進めております。
●「Will-MoBi」のご提供例(ベネフィット)
・カーシェアリング事業を検討の事業者様
カーシェアリングサービスの基盤システムとして安価にご導入が可能です。
また、車両への機器の取り付けから管理画面の利用までWill Smartにて一貫したサポートを行いますのでシステム維持の負荷を軽減します。
利用状況の分析により、最適な車両台数や配置もご検討いただけます。
例:マンション・アパートオーナー様、ガソリンスタンドオーナー様など
・レンタカー事業者様
「Will-MoBi」は利用者様がICカード及びスマートフォンで予約から利用・返却までを完結できるサービスです。
人員不足にお困りのレンタカー事業者様がご導入いただくことにより、必要最小限の人員での事業運営をご検討いただけます。
・法人で営業車をお持ちの企業様
営業車の維持や管理は大きな固定費となります。
利用状況を可視化することにより最適な車両台数、配置で運用していただくことが可能となります。
また、利用者は事前予約をスマートフォンで行い、直接車へ向かうことができるので、管理部門での車両貸出の管理コストを最小限で抑えることも可能です。
●今後の展開スケジュール
・2019年10月:本サービスリリース予定
*1 九州旅客鉄道株式会社、四国電力株式会社、都築電気株式会社、 YKK AP株式会社、岡谷鋼機株式会社、飛島建設株式会社
*2 DIGIPARTS, Inc
韓国の車載機器メーカー。通信・自動車・ソフトウェア分野における強みを基盤として、Connected Car産業分野において高い技術力を保有しています。自動車ITデバイスにおけるFMS、カーシェアリングなどのサービス分野へと事業領域を拡大しています。
【ニュースリリースに関するお問い合わせ】
株式会社Will Smart 事業開発室 錢谷 淳(ぜにや じゅん) TEL:03-3527-2100 Email:info@willsmart.co.jp
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