フィットネス関連事業の企画･運営をしている東急スポーツオアシス様の各店舗に弊社デジタルサイネージシステムが導入されて約2年。その後の導入効果とWill Smartに頼んでよかったことや今後の展望について担当のマーケティング企画部、針谷様にお話を伺いました。

導入の背景

　今回のデジタルサイネージの導入前、店舗における広告配信は紙媒体を利用して行っていました。しかし店舗との調整や印刷・発送、貼り替え業務などに時間がかかり、広告を十分な期間掲載できていないと感じていました。広告は掲載期間も決まっているため、掲載の開始まで時間がかかってしまうと広告効果を出しきれません。広告作成担当のモチベーションも下がってしまっており、タイムリーな広告の掲出が喫緊の課題となっていました。

導入のきっかけ

　当初からデジタルサイネージは便利だという話が社内に上がっており、検討を進めていました。その中でソニーさんから紹介されたのがWill Smartの配信システムでした。直感的な操作ですぐ配信ができて機能面も十分、ディスプレイの写りも大変綺麗でしたのでそれらが導入の決め手になりました。

導入効果

1. 広告掲出開始までにかかる業務の効率化で、タイムリーな配信が可能に

想定していた通り、デジタルサイネージの導入によって直接ネットワークを通じて広告を配信できるので、掲載までに行っていた店舗との調整や印刷・発送、貼り替え業務などが不要になりました。結果、広告の掲載開始日を2~3日も早めることができました。また、配信システムも使いやすく、タイムリーな配信の一助となっていると感じます。

2. 広告の一元配信により、店舗側の業務も効率化

デジタルサイネージによって広告の一元配信ができるようなりました。その結果、本部と店舗の間で広告の発送や張り替えや掲載期間などのやり取りが不要になり、本部と店舗双方の業務負荷が改善されました。

3.張り替え業務の不要化により、店舗社員の時間外業務が削減

通常、紙媒体の広告の貼り替えは営業時間内にはできませんので業務時間外に行ってもらいます。しかしデジタルサイネージの配信に伴って、貼り替えの作業自体がなくなったため、残業時間も削減できています。

4.スペース当たりの広告効果が増加

紙媒体の広告運用ですと、複数の広告を掲載する場合はスペースが2倍、3倍と取られてしまいます。ですが、デジタルサイネージの運用では1スペース分で多くの広告を配信することができます。もちろんいくらでも増やせるわけではないですが、幅を取らない点も魅力だと感じています。

Will Smartに頼んでよかったこと

導入に関する要望に対して柔軟かつ迅速に対応してもらえた点が良かったと思います。特に最初の店舗(新宿24Plus店)への導入を2か月程度で運用開始に持っていけたスピーディーな対応には感謝しています。

今後の展望

　現在、フィットネス業界ではICT技術の導入が遅れていると感じています。
ですので、弊社は積極的にICT技術の導入を進めることでお客様に価値を提供していこうと考え、”IFCT”っていう造語を作って推進を進めております。

　デジタルサイネージもその一つで進めておりますが、他には”OASIS LINK”というアプリを通じてお客様の運動だけにとどまらない活動全般を記録・改善するサービスを提供しております。今後も先端のICT技術を積極的に取り入れて、お客様に新たな価値を提供していきます。