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ニュースリリース

Will Smartがシステム基盤を提供する平戸市公共ライドシェア、実証運行スタート

2024.12.13

株式会社Will Smart(本社:東京都江東区 代表取締役社長:石井康弘、以下 Will Smart)は、システム基盤を提供する長崎県平戸市の公共ライドシェアの実証運行が2024年12月7日(土)に初めての乗客を迎えたことを記念して、運行主体である一般社団法人平戸観光協会(以下、平戸観光協会)と共に平戸城にて運行、開始記念式典を開催しました。当日は、平戸市の黒田成彦市長や平戸観光協会職員らが参加。初めてのお客様を温かくお迎えし、花束と記念品を贈呈しました。

▲写真左より、平戸観光協会 藤澤美好(ふじさわみよし)会長、初回利用者 金 賢善(キム ヒョンソン)さん・寶美(ボミ)さん親子、平戸市黒田成彦市長

【イベントレポート本文】
Will Smartがシステム基盤を提供する平戸市公共ライドシェア、実証運行スタート

補足資料 Will Smartの公共ライドシェア向けシステム基盤の仕組み 

利用者予約システム、運行管理/予約管理システム、ドライバー用アプリ、IoT車載デバイスなどライドシェアの運営に必要な機能を一括で提供。運行管理者、ドライバーならびに乗客の利便性に配慮した設計となっています。

乗客は利用者予約システムから日時と出発地点、到着地点を指定し、乗車予約を行います。運賃は定額制と距離制を選択することが可能で、予約時に支払いを済ませます。ライドシェアで使用する車両にはIoT車載デバイスを搭載しており、デバイスから取得したデータはリアルタイムで運行管理/予約管理システムに蓄積されます。運行管理者は運行管理/予約管理システムでGPSの緯度・経度情報から車両の走行ルートを確認したり、法定外の速度や実車状態での長時間の停車などを把握できるため、ライドシェアの利用において不安視される安全性の確保に役立ちます。

ドライバーは専用のアプリで出発地点と到着地点を確認して乗客を迎えに行きます。アプリには初めて運行業務を行う方にもわかりやすい業務ナビゲーションが搭載されており、実車・降車などのステータス変更や、運賃計算等の機能が含まれています。これにより一般ドライバーでも安心して運行業務を行うことができます。

▲ライドシェアの車内でドライバー用アプリを操作する様子
▲動態管理画面のイメージ