「新しい地方経済・生活環境創生交付金」を活用するために
ー「新しい地方経済・生活環境創生交付金」とはー
令和6年11月、石破内閣主導のもと日本経済・地方経済の成長のための方針の一環として「地方創生2.0」の施策が示されました。
本交付金は、地方がそれぞれの特性に応じた発展を遂げることができるよう、日本経済成長の起爆剤としての大規模な地方創生策を講ずるため、地方公共団体の自主性と創意工夫に基づき、地域の多様な主体の参画を通じた地方創生に資する地域の独自の取組を計画から実施まで強力に後押しするものとされています。
交付金の対象事業について
⚫︎新地方創生交付金(第2世代交付金)
地方公共団体の自主性と創意工夫に基づき、地域の多様な主体の参画を通じた地方創生に資する地域の独自の取組みを支援。
⚫︎デジタル実装型
デジタルを活用した意欲ある地域による自主的な取組を応援するため、デジタルを活用した地域の課題解決や魅力向上の実現に向けた地方公共団体の取組を交付金により支援。
デジタル実装型の内訳は以下の通り。
| TYPE S デジタル行財政改革特化型 | TYPE V 先進的デジタル公共財活用型 | TYPE1 優良モデル導入支援型 |
|---|---|---|
| 「デジタル行財政改革」が示す規制改革・制度改革の方向性合致した取組であって、それに必要となる新たなデジタル公共財を開発し、地域の暮らしや行政を先行的に改革する取組 | ブロックチェーンやAIなど新たなデジタル技術やデジタル公共財を複数の地方公共団体で共同利用し、社会課題の解決に積極的に活用する取組を高補助率で支援 | 他の地域等で既に確立されている優良なモデル・サービスを活用して迅速に横展開する取組 |
| 事業費:3億円 補助率:3/4 +伴走支援 | 国費:4億円 補助率:2/3 | 国費:1億円 補助率:1/2 |
| 【スケジュール】 事前相談:2月下旬〜3月上旬 実施計画:3月上旬〜3月中旬 内示•公表:4月中旬 交付決定:4月下旬 | 【スケジュール】 事前相談:12/23〜1/22 12:00 実施計画:1/29〜2/5 18:00 内示•公表:3月中旬予定 交付決定:4/1予定 | 【スケジュール】 事前相談:12/23〜1/22 12:00 実施計画:2/6〜2/12 18:00 内示•公表:3月中旬予定 交付決定:4/1予定 |
⚫︎地域防災緊急整備型
避難所の生活環境を抜本的に改善するため、地方公共団体の先進的な防災の取組への支援を創設。
⚫︎地域産業構造転換インフラ整備推進型
半導体等の戦略分野における国家プロジェクトの産業拠点整備等に必要となる関連インフラの整備を機動的かつ追加的に支援。
※交付金の詳細については、別途内閣府のサイト等を参照ください。
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Will Smart のサービス

観光・防災 分野
- 観光型MaaS
- インバウンド対応サイネージ
(観光情報や災害情報の表示案内) - オンライン予約システムの構築

地域公共交通 分野
- 地域公共交通計画作成支援
- 地域交通分析基盤の構築
- 公共ライドシェア基盤システム
- 交通空白地向け実証支援

地域公共交通 分野
- 交通事業者のDXおよびGX支援
- 運行情報配信サイネージシステム
- オンライン予約システムの構築

バス・コミュニティバス事業
- 交通事業者のDXおよびGX支援
- 運行情報配信サイネージシステム
- 路線再編やダイヤ最適化に向けたバス乗降データ分析

タクシー・乗合タクシー事業
- 交通事業者のDXおよびGX支援
- 車両管理システム
- 車両データ収集システム

モビリティ・シェアリング関連事業
- 事業者のDXおよびGX支援
- カーシェアリングシステム
- パーク&ライドシステム
- 車両データ収集システム
Will Smartでは、スマートシティ推進や地域活性化のためのさまざまな取り組みの実績がございます。
「新しい地方経済・生活環境創生交付金」の活用を検討されている自治体様は、ぜひWill Smartまでお問い合わせください。
自治体様との取り組み実績
佐賀駅バスセンターにGTFSデータを活用した運行情報配信システムを導入

2022年10月1日より、佐賀市様が管理する佐賀駅バスセンター(以下、バスセンター)がリニューアルし、事業者ごとに分けられていた乗り場が行先方面別に集約されました。
今回のバスセンターのリニューアルに伴い、佐賀市様には当社の運行情報配信システムを活用したデジタルサイネージを導入いただきました。利用者が必要とする情報を分かりやすく伝えるコンテンツデザインを意識し、誰もが分かりやすく、使いやすいバス利用環境を実現しました。
(佐賀市 様)
※本取り組みの詳細は▶︎こちら
交通空白地解消・長崎空港から平戸市内へのアクセス向上を目指す

当社の提供する公共ライドシェアシステム基盤を活用し、平戸市内と長崎空港をつなぐ公共ライドシェアの実証運行が行われています。人口減少や担い手不足によって移動手段の不足が深刻化する平戸市においてデジタル技術を活用した新しい交通サービスの開発検証を行い、地域交通の利用増加と利便性の向上を両立させる移動手段の実現を目指しています。
実証運行の実施に当たっては、Will Smartと行政や地域企業と連携したコンソーシアム「長崎県平戸観光振興・共創プラットフォーム」を構築し、運営を行っています。
(一般社団法人平戸観光協会 様)
※本取り組みの詳細は▶︎こちら
バス路線の再編・ダイヤの最適化に向けて、バス乗降データの可視化・分析システムを導入

八戸市ではバス路線の再編や路線の維持に向けてICカードの乗降データの利活用に取り組んでいます。同市においてデータをまちづくり等に活用するEBPMの推進の取り組みの一環でWill Smartの「交通データ統合分析サービス」を導入いただきました。
今回のプロジェクトにおいては、将来的にデータをバス路線やダイヤの最適化へ活用することを見越して、市営バスおよび南部バスのGTFSデータ、バスロケーションデータ、運賃箱(ICカード、定期、現金など運賃の支払い全般)のデータを取込み、輸送実績を系統別、バス停別など様々な切り口で分析できるシステムとしました。
(八戸市 総合政策部 政策推進課 様)
※本取り組みの詳細は▶︎こちら
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