導入事例

総合情報配信サービス

佐賀駅バスセンターにGTFSデータを活用した運行情報配信システムを導入

2022.11.10

佐賀市様

2022年10月1日より、佐賀市様が管理する佐賀駅バスセンター(以下、バスセンター)がリニューアルし、事業者ごとに分けられていた乗り場が行先方面別に集約されました。

今回のバスセンターのリニューアルに伴い、佐賀市様には当社の運行情報配信システムを活用したデジタルサイネージを導入いただきました。利用者が必要とする情報を分かりやすく伝えるコンテンツデザインを意識し、誰もが分かりやすく、使いやすいバス利用環境を実現しました。

導入システム

コンテンツ管理・配信システム

①運行情報配信システム

バス事業者様にてGTFS-JPデータ及びGTFS-RTデータで作成した最新の運行情報を佐賀県オープンデータサイトにアップロードしていただきます。(一部事業者様を除く)

弊社ダイヤ更新サーバーがアップロードされたオープンデータを読み込み、配信用コンテンツ(Webサイト)を作成します。

②コンテンツ管理/サイネージ配信管理システム(Will-Sign)

佐賀市様にて、ダイヤ更新サーバーが作成したコンテンツのURLをWill-Sign上にご登録いただきます。また、緊急情報等がある場合はこちらのシステムから配信を行っていただきます。

ハードウェア

ディスプレイには水害や利用者との接触を考慮し、堅牢性が高く国際基準の防塵・防水性能を兼ね備えた屋外用ディスプレイを採用しています。また、STBは運行情報サイネージシステムに多数の導入実績を持つAndroid STBを使用しています。

<システム構成図>

導入の背景

導入前の課題

バスセンターの構内では、案内サインや誘導サインなど利用者に向けた情報は、紙の掲示物を設置していました。しかし、バスセンター全体に各種サインが散在していたため、情報の統一感がなく、ターミナル構内の導線もわかりづらい状態でした。

また、バス事業者別の乗り場から行先方面別の乗り場へ再編されたことに伴い、どの乗り場からどの方面に向かうバスが出発するのか、利用者が一目でわかるように案内する必要がありました。

Will Smartを採用いただいた理由

今回の運行情報配信システムの導入は、バスセンターのリニューアルに伴って行われました。事業者様の実用性と利用者の利便性を考慮して、中長期的な運用を見据えたデジタル化の支援と今後のコンテンツの追加にも対応できる拡張性を兼ね備えたクラウド上のシステムをご提案し、ご採用いただきました。

導入効果

導入効果①:誰にでもわかりやすい運行情報

バスセンターでは、バス事業者別の乗り場から行先方面別の乗り場へ再編を行い、目的地に向けて最初に出発するバスに乗ることができるようになりました。それに伴い、煩雑だった案内サインも再編を行い、利用者が目的の乗り場にすぐ向かえるように施設内の柱などを活用したサインを構築しました。

バスの運行情報を配信するサイネージの画面は、「快適・便利」をテーマに必要な情報を分かりやすく伝えるデザインを意識しました。総合乗り場案内は方面別の先発情報を優先し、各乗り場案内は先発・次発の時刻から方面が確認できるレイアウトになっています。どちらの案内も「〇停前」などの遅延情報や経由地が端的に表示されており、ユニバーサルデザインに対応したカラーリングで色覚障がいのある方にも配慮しています。

佐賀駅バスセンターの各のりば案内
▲各のりば案内
佐賀駅バスセンターの総合乗り場案内
▲総合のりば案内

導入効果②: 利便性の高いGTFSデータ更新機能とサイネージ管理システム

デジタルサイネージに表示される運行情報はバス事業者様が更新するGTFSデータを取り込んで、自動でサイネージの表示内容が切り替わる仕組みとなっています。そのため今回の運行情報配信にあたって、事業者様側での追加の複雑な作業は発生しません。

また、今回デジタルサイネージシステムは当社の「Will-Sign」を採用しています。「Will-Sign」はクラウド上に構築されたシステムとなっており、配信作業も簡単なので専用のスタッフを配置する必要がありません。また、「Will-Sign」から遠隔でSTBの死活監視を行うことができるので、異常が起こった際もその場で対応が可能で、安定した運用を実現しています。

Will Smart担当者コメント

Will Smartでは羽田空港や横浜シティ・エア・ターミナル、HEARTSバスステーション博多など、全国のバスターミナルでデジタルサイネージを活用した運行情報の統合・表示システムと情報配信の管理、IoT機器の連携による業務効率化のご支援を行ってきました。

今回もバスならではのGTFSデータを活用した運行情報コンテンツをご提案し、業務効率化と、リアルタイム情報による利用者の満足度向上を実現しました。 バス発着のリアルタイム情報を活用するには、バスターミナルの環境によって微妙な誤差を埋める仕掛けを考える必要があります。 アイディアと工夫を凝らして現場との乖離をどのように無くしていくかを利用者目線で考えながら、これからもお客様の課題解決をご支援してまいります。

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