『自らのアイデアとテクノロジーを活用し、社会課題を解決する』をミッションに、モビリティテック関連のソリューションを提供する株式会社Will Smart（東京都江東区／代表取締役社長：石井康弘／読み：ウィル スマート）は、『2025年の崖』といわれるDX推進の必要性を背景に、データを活用したコンサルティングサービスのさらなる品質向上を目指し、この度、株式会社DXパートナーズ (代表取締役 村上和彰、所在地 福岡市) とパートナーシップを締結することを決定いたしました。

　2018年に経済産業省により発表されたDXレポートの中で提唱された『2025年の崖』問題では、DXが進まなければ「2025年以降、最大で年間12兆円の経済損失が生じる可能性がある」と、今後の企業活動や事業の維持・存続に影響が出る可能性が指摘されています。さらに、総務省がとりまとめた「情報通信白書（令和3年版）」によれば、企業がDXを推進するうえでの課題として挙げられたもののうち、最も多かったのは「人材不足」であり、現場での人材育成が急務であると近年叫ばれている一方で、「DX」や「DX人材」という言葉ばかりがひとり歩きしているとの意見も散見されています。こうした『2025年の崖』問題や変化し続けるデジタル時代の社会課題解決のために、人材を含めたリソースをどのように提供していくかが重視されているなか、データを分析・活用し具体的で効果的な課題解決に取り組む企業も増加。Will Smartではそういった企業に対して、データを活用し事業課題を解決に導くコンサルティングサービスを提供するなかで、取り組みを効果的なものとするには「何が最も解決しなければならないことか」を見極める課題発見力が社会的にも重要であることに着目しました。

　今回のパートナーシップを機に、Will Smartはデータを分析・活用し事業の課題解決に取り組まれる企業や事業者の皆様に対して、データベース設計・サーバー構築・BIツールの導入といったハード面のみならず、お客様ごとの課題把握から運用支援全般を対応できるコンサルタント的なソフト面の両面から課題解決の具体策を実行できる人材を育成することが可能になります。　
　株式会社Will Smartは今回のパートナーシップを通じて人材育成を強化し、これからもテクノロジーの可能性を追求しつづけることでよりよい社会の発展に貢献してまいります。

■今後の活動予定
2023年11月末　データサイエンティスト育成プログラム2期生終了
順次、さまざまな育成プログラムを開催予定

■株式会社DXパートナーズとは
株式会社DXパートナーズは、九州大学名誉教授の村上和彰氏を代表として、2020年4⽉1⽇に福岡市で創業されたDX専門のコンサルティング、DX人材育成会社です。「デジタル時代に適したビジネスを創り、回し、成長させる」ための科学的方法論「DXの科学」を開発、毎年100件以上の講演・講義、ワークショップ、新規事業創出メンタリングを行っています。
https://www.dxpartners.co.jp/

■株式会社Will Smartとは
株式会社ゼンリンデータコムの社内ベンチャー企業として、2012年に設立。人々の価値観や必要性から生まれる社会課題を、アイデアとテクノロジーによって解決することを使命とし、事業モデルの共創からハードウェアの企画製造及びソフトウェアの開発、導入後の運用までをサポートしています。
https://willsmart.co.jp/