横浜シティ・エア・ターミナル様

バス運行情報統合、情報配信の一括管理による業務効率化を実現

 2020年3月より順次リニューアルを実施し、8月に完了した成田空港や羽田空港に直行するバスを中心に、全国の高速バスが発着する横浜シティ・エア・ターミナルのリニューアルにて、弊社のデジタルサイネージの案内板と配信システムを導入いただきました。
 今回の導入の経緯から、効果、今後の展望まで、ターミナルを運営する横浜シティ・エア・ターミナル株式会社のご担当者様にお話を伺いました。

写真左から、横浜シティ・エア・ターミナル株式会社 ターミナル事業部 村山様、千貫様

導入システム

バス運行情報統合・表示システム
複数バス会社の運行情報を統合するシステム、および統合した方面別のバス運行情報や乗り場案内などの情報をターミナル内のディスプレイに配信するデジタルサイネージシステム「Will-Sign」。
ハードウェア
屋外バスポール、第1・2・3ロビー内ディスプレイ、小型表示器などの計25面のディスプレイ。

バスポールと小型の行灯型案内版とサイネージを一括管理する管理画面

導入の背景

 以前のシステムは非常に長く使用しており、デジタルのダイヤ表示器は2台だけで、空港便の案内ではマグネットボードを手作業で張り替えるといったアナログな作業も並行して行っていました。そうしたアナログの作業を行う必要があったり、外国語も日英の2ヵ国語のみの対応と表示している情報が少なく利用者からの問い合わせが多かったりといった課題により現場係員の手間がかかっていました。システムの運用の担当者としても、以前のシステムではデータ修正時の作業が煩雑でミスを起こさないように運用するのが大変でした。
 そうした中で、4か国語対応の必要性が高まったことをきっかけにターミナルのリニューアルを進め、入札を経て、日信電子サービス株式会社様と株式会社Will Smart様にご提案いただいた今回のシステムの導入の運びとなりました。

導入効果

1.利用者の利便性向上
 ダイヤ・運行情報の表示では行先の文字数制限がなくなったことで、以前より利用者にとってわかりやすく情報提供ができていると感じています。とくに、以前はマグネットボードを駆使していた成田空港線に関する運行情報等の掲示は外観、情報量ともに大幅に改善されたため、わかりやすくなったのではないかと思っています。
 また、ダイヤ・運行情報以外にもPDFなどの画像情報で今まで紙のポスターにしていた案内を表示できるようになったので、景観もすっきりしました。情報をまとめて表示できるので、案内が見やすくなったと感じています。

※左が以前のカウンター、右が現在のカウンター。景観がすっきりし視認性が向上。


2.スタッフのオペレーションの変化
<現場スタッフ>
 マグネットボードの掲示作業がなくなり、業務負荷が大幅に軽減されました。また、これまでわかりにくかった情報や掲示できていなかった情報を利用者自身でも見られるようになったため、問い合わせも少なくなってきています。例えば、ポールに時刻を表示し始めたことで、一目で現時刻と近いバスの発車時刻がわかるようになったので、利用者から出発時間を聞かれなくなったことなどがあげられます。

<システム運用担当>
 システムの運用の担当者として、管理画面の操作も慣れれば難しくなく、特にデータの修正が楽になったと感じています。例えば、以前のシステムでは一部のデータの修正のためにすべてのデータを修正することもありましたが、本システムでは、ピンポイントで変更点のあるデータのみを修正することができるようになりました。このように、データ修正時の煩雑だった作業が減ったことで、ミスの削減にもつながっていると思います。
 また、WEB上で更新作業が行えるようになったため、在宅勤務時にリモートでもデータの更新ができるようになったことも、非常に助かっています。

今後の展望

 ダイヤ情報以外の情報もスペースに縛られずにご案内できるようになったので、例えばコロナ対策のご案内など様々な情報をサイネージで配信していくことで、利用者の方によりよいご案内をしていければと思っております。
 また、WEB上で更新できるシステムなので、将来的には、基本的なダイヤの変更以外の修正、例えば運休などについては、各バス会社様自身で、情報更新していただくという形にしていきたいと思っています。そうすることで、さらなる業務の効率化を実現したいと考えています。

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